J-MOD 100

100W | 6L6 Power Tubes | Single-Channel w/ Switchable Overdrive

底知れぬポテンシャルと表現力

「ギター・アンプってのは、一筋縄では行かない本当に興味深い生きものだ。J-MOD 100は、丹念に調べ上げた上での結果なんだ。俺のサウンドとはどんなサウンドなのか？俺が持っているアンプ全部から、1つを持ち出す時の判断基準は何で、そのアンプのサウンドにはどんな特徴があるのか？…そういうことを考え抜いたんだ。そうして辿り着いたのが、底知れぬポテンシャルと表現力のあるアンプなんだ。つまり、本当の進化が感じられ、ギター・アンプというものがまた一歩進んだ感じがするアンプさ。」− John Mayer

John Mayerとタッグを組んだ妥協のないアンプ設計

J-MOD 100は、Paul Reed Smith、Doug Sewell、そしてJohn Mayerがタッグを組んで設計したアンプです。MayerのDead & Companyとのライブ・ワークに限らず、彼のソロ・ワークでのレコーディングやステージでもシームレスに使えるアンプを開発すること、それを目標に設計しました。考え抜かれたコントロール類の構成、非の打ち所のない造り、そして高品質パーツの採用など、最高にピュアで最高の音楽的表現力に溢れたアンプを体験したいプレイヤーにとって、その夢が完璧に叶うハイエンドのオーディオ・ギア＝ギター・アンプ、それがJ-MOD 100です。

J-MOD 100はシングル・チャンネルのギター・アンプに、切替可能なゲイン・ステージ、エフェクト・ループを装備。トーン・コントロールには、ビッグなサウンドとクリアなサウンドが両立可能な、広がり感があり美しいトーンが得られるトーン・スタック構成を採用。ゲイン・ステージを上げれば、リッチなハーモニクスと「食い付き」感がさらにプラスされます。多彩なサウンドが得られるコントロール構成により、シングルコイルでもハムバッカーのギターでも幅広いトーン・バラエティを誇ります。

また、より高域が利いたトーンが得られるブライト・スイッチや、パワーアンプ部での高域のきらめき感をブーストできるプレゼンスにより、よりヴィヴィッドなトーンが得られます。リバーブを内蔵せず、エフェクト・ループを装備したのは、自分のリバーブ・タンクを使いたいというMayerからのリクエストによるもの。エフェクト・ループ（とゲイン・ブースト）はフットスイッチでコントロールでき、お気に入りのリバーブ・タンクやエフェクトを組み合わせて使用することができます。

J-MOD 100のアンプ基板は5枚構成で、導体部分をより大きく取ることによりさらなる高音質を実現。各基板はプリアンプ部、パワーアンプ部、フロントパネル部、バイアス・ジャック部、エフェクト・ループ部と、それぞれの機能に特化した基板構成を採用。基板点数を抑えることにより生じる長距離かつ煩雑なワイアリングを避けるという効果の他に、搬送に気を使いがちな大きな単基板と比べてより堅牢な造りに仕上げることができるというメリットもあります。J-MOD 100はPRSメリーランドで真にアーティスティックなレベルのクラフトマンシップによりハンド・ワイアーで製作しています。また、より高品質の造りを求めて「レイダウン・スタイル」のパワー・トランスを採用しました。

J-MOD 100は、1台ずつ手作りで製作しているだけでなく、Cinemag出力トランスや、プリアンプ部ではハイエンド品のコンデンサなど、最高品質のパーツを採用しています。その結果、ビンテージそのもののトーンに、プレイヤーのタッチひとつで如実にトーンが変化するリッチなハーモニクスが両立した、この上ない高い表現力、濁りのない音楽的なトーンを体験できます。