Gig-Ready Power

S2 McCarty 594 Thinlineは、オール・マホガニー・ボディを採用し、薄めのボディ厚をものともしないパワフルなサウンドを生み出します。そして、USA（メリーランド州）製の58/15 LTピックアップを搭載した本モデルは、コイルタップ機能によって、芳醇な中音域をもつハムバッカー・サウンドから透明感と繊細さを兼ね備えたヴィンテージ・シングルコイル・サウンドへのシームレスな切り替えを可能にしました。

バインディングが施された22フレットのパターンThinネックシェイプは、長時間の演奏でもストレスを与ず、指板上のどのポジションを弾いても、正確なピッチで演奏することが出来る、快適なプレイヤビリティを実現しました。

そしてこのS2 McCarty 594 Thinlineの持つ、チューニングの高い安定性や深く広いレンジ感をもったサウンドは、PRSが培ってきた製造、及び高い精度の組み込み技術によって裏付けされ、2ピース・ブリッジとヴィンテージ・スタイルのチューナーはMcCartyシリーズを特徴づける大きな要素です。

COREモデルのMcCartyシリーズに宿るDNAと、S2シリーズのコンセプトを継承したS2 McCarty 594 Thinlineは、多くの音楽ジャンルを奏でるミュージシャンにとって頼れる1本となるでしょう。

S2シリーズの発売開始から10年目を迎え、新たなアップデートとしてUSA（メリーランド州）製のピックアップとエレクトロニクスが標準搭載され、これまで使用されていたヴィンテージ・スタイル・チューナーも新しい "Wing"ボタンへと変更されます。PRSでは、これらのアップデートはS2シリーズへ特別な価値をもたらすと共に、魅力的な商品ラインナップのさらなる強化に繋がると考えています。

そして新しいチューニング・ボタンは、12フレットの羽を広げたバード・インレイをモチーフにデザインされましたが、一番の開発意図はサウンドの向上にあります。
これまでの金属製のものよりも軽量化された新しいウイング・ボタンは、弦振動のロスを抑えつつ、より長いサステインと音楽的なサウンドを生み出します。そして、トレモロ非搭載モデルでロッキング機能を外したことも、更なる軽量化へと繋がりました。